【ドラマ・アニメ】週刊ストーリーランド短編作品 #037 平成12年12月7日放送分『意外な隠し場所』『大江戸団子』『家事三級』

週刊ストーリーランド_放送回別解説_037 ドラマ、アニメ紹介
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意外な隠し場所

国税局査察部。通称マルサ。彼らの仕事は、巨額な財産を隠して、税金の支払いを逃れようとする悪質な人間を摘発する事である。その国税局に勤める敏腕マルサ、橋本徹夫がこの物語の主人公である。今回の橋本のターゲットは黒崎大輔、30歳 ベンチャー企業『サイバーストリーム』の社長である。黒崎はその天才的な手腕で30歳の若さにもかかわらず巨万の富を築き上げていた。しかし、その背後には100億円以上の隠し財産があることがマルサの調査で明らかになりつつあった。あとは物的証拠をあげるのみ、令状がとれた橋本らマルサ一行は翌朝、黒崎の自宅にガサ入れを強行した。自宅に踏み込むマルサ、しかし黒埼の態度は冷静さを極めていた。植木鉢の中、トイレ,ベットのシーツ下などあらゆる所にマルサの目が光る。エアコンの中まで調べ終わったがなかなかそれらしき物をつきとめることができない。

「脱税などしていない」と嘲笑まじりに言う黒崎。その時、橋本の目に1冊の雑誌が飛び込んでくる。その表紙には筆圧により何かが書かれていたのだ。カーボン紙を使いその文字を浮かび上がらせる橋本。そこには“3711450”の数字が!早速、関係各所に連絡をとりその数字と黒崎との繋がりを調査する。しかし、どこからも朗報はやってこない。無駄とも言える時間が延々と過ぎ行く中、部下の一人が数字の持つ特殊性に気付いた。そう デジタル数字を用い、先ほどの数字を逆さまにすると、アルファベットで“OShIILE”の文字が出てきたのだ。“オシイレ”…再び押し入れの中をくまなく調査するマルサ、しかし、赤外線装置を使っての調査にもかかわらずそこからは何も見つけ出すことは出来なかった。失意のうちに帰途に着く橋本。翌日の新聞、ワイドショウでは、『マルサ大失態』の文字が踊っていた。しかし、橋本は決して諦めることをしなかった。自らの進退を賭け再び黒崎の隠し財産の行方を追い出した。仕事は連日深夜に及ぶ、唯一の手掛かりともいえる“3711450”の数字の謎は未だに解けていない。そんな時ある偶然がこの数字に該当する事象を浮かび上がらせた。それは出前をはこんできた青年の口から出た郵便番号というものだった。この番号が青年の田舎の郵便番号と一致したのだ。早速“3711450”に該当する土地、奥ヶ島に向かい徹底的に調査する橋本。今回は強い確信があった。

しかし、黒崎に繋がる物はまた出てこない。疑念を抱きつつも東京に帰ってきた橋本は自宅の郵便受けに一通の封筒が入っているのを見つける。それは以前、橋本が出した手紙であったが、“宛所に尋ね人ありません”のスタンプとともに橋本のもとに戻ってきたのだ。何かを閃く橋本、その足で黒崎の自宅に向かった。その頃、黒崎は自宅の郵便受けから大き目の封筒を取り出し、ほくそえんでいた。その封筒にも“宛所に尋ね人ありません”の文字が…、その場に辿り着いた橋本は黒崎に封筒の中身を見せることを強制する。もみ合う二人、その拍子に封筒の中から数百個に及ぶダイヤが飛び出してきた。「俺のダイヤだ。誰にも渡さない!」うろたえる黒崎の言葉を橋本はしっかりと録音していた。そう… 黒崎は巨額の隠し財産をダイヤに替え、国税局の査察の時期をよみ、別の場所に移動させていたのだ。その場所が奥ヶ島であった。実在しない名前を用い郵送という手段を使う。それにより郵送物は再び黒崎の元に戻ってくるという仕組みなのだ。しかも奥ヶ島という場所は東京から約800キロも離れており、しかも2週間に一回の船便しか出ていないのだ。黒崎にとっては絶好の隠し場所であった。考え尽くされた黒崎の巧妙な手口、しかしそれを上回る橋本の執念が犯罪を解決へと導いていったのだった。

製作スタッフ

  • 制作:シンエイ動画
  • 協力:べガエンタテイメント
  • プロデューサー:増子相二郎・齊藤敦
  • 総監督・絵コンテ・演出:やすみ哲夫
  • キャラクター:関修一
  • 作画監督:丸山宏一
  • 美術監督:土橋誠
  • 色彩設計:宮本陽子
  • 音響監督:小林克良
  • 効果:横山正和
  • 整音:田中章喜
  • 制作担当:松土隆二・武井健
  • 脚本:笠原邦暁
  • 潤色:深野海夢

声優

  • 橋本徹夫:堀勝之祐
  • 黒崎大輔:鈴置洋孝
  • ナレーション:小林清志
  • 局長:小山武宏
  • 吉田:小西克幸
  • 部下A:細井治
  • 部下B:菅原淳一
  • 部下E:丁田政二郎
  • 声:巻島直樹
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大江戸団子

軒を並べる2軒の『大江戸団子屋』その名も“幻しの大江戸団子”と“懐かしの大江戸団子”の前を江戸見物に来ていた、上方では有名な大店、伊勢屋のご隠居、九兵衛さんが通りかかった。30年前に食べた大江戸団子のあの味をもう一度味わいたく店を訪れると、そこは喧嘩の真っ最中、“幻しの大江戸団子”の店主、長助と“懐かしの大江戸団子”の店主、勘太が団子について言い争っていたのです。どちらも我が団子が一番と譲りません。そこで30年前のあの味を知っている。九兵衛さんに味比べをしてもらうことに。2つを食べ比べた九兵衛さんはどちらもあの味とは違うと言う。

その言葉が引き金となり互いの騒動はまたまたエスカレートしていく羽目に、この騒動を困り果てた目で見ていたのが長助の息子 貞吉と勘太の娘 お光であった。2人は恋仲にあるのだが、こう父親が仲が悪いと結婚の話も一向に前に進まない。沈痛な面持ちで悩んでいると、そこに九兵衛さんが現れお白州に相談することを勧める。お白州にやってきた長助と勘太は明日お白州にて多数の人を集め味比べを行うことを申し付けられる。一晩かけじっくりと団子の仕込みに入る2人、長助は長年こだわってきた団子玉に精を注ぎ、勘太は団子の命と言って憚らないタレに全神経を集中した。そして翌日、2人の団子の食べ比べが始まった。

結果は… 5対5の両者痛み分け、最後に文さんの意向で勝負を決することに。両者の団子を食べ比べた文さんは“どちらの団子もダメだ”と一言。そしてこの程度であればわしの作った団子の方がよっぽど美味しいと、おもむろに新たな団子を用意させる。それを食した長助と勘太はその味に驚かされる。それは2人が復活させようとしていたあの大江戸団子、九兵衛さんが言っていたあの味に非常に近いものであったからだ。そしてその団子玉とタレを持って出てきたのはなんと貞吉とお光、この団子は長助の団子玉と勘太のタレを足したものであった。そこで文さんは互いの良いところ併せて完璧な大江戸団子を作るように促す。そして団子の文字を懐から取り出し、団子とは子が団結すると書くことを示し、互いが協力することの大切さを説いた。そして名物の大江戸団子は見事に復活し、後生に伝わるほどの繁盛ぶりになったということであった。これにて一件落着。

製作スタッフ

  • 制作:シンエイ動画
  • 協力:べガエンタテイメント
  • プロデューサー:増子相二郎・齊藤敦
  • 総監督:やすみ哲夫
  • 絵コンテ・演出:牛草健
  • キャラクター:関修一
  • 作画監督:丸山宏一
  • 美術監督:門野真理子
  • 色彩設定:吉田晴絵
  • 音響監督:小林克良
  • 整音:田中章喜
  • 制作担当:松土隆二・渡辺真一
  • 脚本:上代務
  • 潤色:平野隆廣

声優

  • 文さん:城山堅
  • 長助:青野武
  • 勘太:麦人
  • ナレーション:島本須美
  • 九兵衛:阪脩
  • 貞吉:結城比呂
  • お光:平松晶子
  • 与力:菅原淳一
  • 男2:巻島直樹
  • 女1:引田有美
  • 女2:祝龍実
  • 審査員1:松尾銀三
  • 審査員2:中嶋聡彦
  • 審査員3:平尾仁
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家事三級

結婚10年目一人息子をもつ専業主婦、川口美智子のもとにある日、差出人の名前の無い不思議な青い封筒が送られてきた。そこには家事三級と書かれた認定書が入っていた。勝手に級を決め付けられ、憤慨していた美智子だが、誰かの悪戯だろうと真面目に取り合っていなかった。しかし翌日の近所の主婦達の会話の中にその事が持ちあっがていた。聞くところによるとほとんどの主婦が家事二級の認定をうけていた。なぜ自分だけ三級? 怒りが込み上げてきたところに再びあの青い封筒が… そこには“家事二級取得の勧め”と書かれていた。頭にきていた美智子はその紙を破り捨てる。しかし翌日三度青い封筒が送られてくる。そこには家事二級の勧めを破り捨てたことについても書かれていた。気味が悪くなる美智子だが、そこに記されていた挑戦的な一文に敵愾心がメラメラと燃え上がり、書かれてある問題を徹底的に調べるようになる。

そしてその答は同封してあったノートに書き記していった。2日後、美智子のもとに家事二級の認定書が送られてくる。誰にもノートを見せた覚えがないのに…なぜ?と不思議がる美智子だったが、同封されていた家事一級の問題と“家事二級ではまだまだ一人前とはいえない”との一文を見つけるとすぐにその問題に取り組んでいった。そして、2日後…青い封筒が送られてきた。家事一級は楽勝だろうと高を括っていた美智子だが結果は不合格。電子レンジでの調理に際し金や銀の飾りのついた食器を使ってはいけないことを忘れていたのだ。その封筒の中には結果を書いたものとは別に追試の用紙も入っていた。悔しさ100倍、主婦暦10年のプライドにかけ絶対主婦一級になることを誓う美智子。早速追試の問題に挑戦する。はじめは誰かの悪戯であろう真面目に取り合っていなかった美智子だがここまで来るとそのことで逆に家事の奥深さを認識するようになっていた。「おいしい茄子、カボチャの見分け方」など追試の問題をクリアしていく美智子。そして、2日後…青い封筒が送られてきた。恐る恐る封を切る… そこには家事一級の認定書が…。諸手を挙げて喜ぶ美智子。そこに一本の電話がかかってくる。

電話の相手は美智子の母であった。「家事一級、おめでとう」という母の声と同時に息子・翼と夫が拍手をして入ってきた。そう…この家事検定、実は息子と夫そして祖母が協力して作ったものであったのだ。日頃から休み無く働いている美智子を気遣った翼が美智子にゆっくり休んでもらおうと家事ノートを作ってもらい、美智子が家を空ける時も夫と翼で家事ノートを参考にして家の事をしっかりやっていけるようにとの計らいだったのだ。家族の愛情に感動し、翼と夫から送られた温泉宿泊券でゆっくりと休暇を楽しむ美智子であった。しかし、家事検定は一級で終わりではなく、この先“家事初段”“家事二段”最終的には“家事名人”の称号までもあるのです。

製作スタッフ

  • 制作:シンエイ動画
  • 協力:べガエンタテイメント
  • プロデューサー:増子相二郎・齊藤敦
  • 総監督・絵コンテ:やすみ哲夫
  • 演出:牛草健
  • キャラクター:関修一
  • 作画監督:丸山宏一
  • 美術監督・色彩設定:吉田晴絵
  • 音響監督:小林克良
  • 効果:横山正和
  • 整音:田中章喜
  • 制作担当:松土隆二・渡辺真一
  • 脚本:広田光毅

声優

  • 美智子:伊倉一恵
  • 実母:谷育子
  • 正夫:荒川太郎
  • 翼:甲田研人
  • カオリ:川島千代子
  • 主婦A:林玉緒
  • 主婦B:榎本智恵子
  • 店主:菅原淳一
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全放送回別リンク一覧

全56回の全ての放送回ごとに、収録内容をまとめました。一部放送回にについては情報がありませんでしたが、それ以外は全ての内容をまとめてあります。是非ご覧ください。

#001~#010

#011~#020

#021~#030

#031~#040

#041~#050

#051~#056

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