【ドラマ・アニメ】週刊ストーリーランド短編作品 #041 平成13年1月25日放送分『女医の罪』『あこがれのカーテン』『恩返しの銭湯』

週刊ストーリーランド_放送回別解説_041 ドラマ、アニメ紹介
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女医の罪

主人公は、病院の外科医で、近い将来、外科部長に昇進することが決まっているエリートの女医。最近、仕事の疲れからストレスがたまり、つい万引きをしてしまった。その数日後、女医のマンションに、信じられないもの届けられた。それは、まさしく女医が万引きをしている瞬間の写真であった。驚いた女医は、同封してあった手紙の住所に行ってみると、一人の怪しげな男が待っていた。その男は、プロのゆすりやで、人が犯罪を犯している現場を写真におさめ、それをネタに金を脅し取っていた。しかも、犯罪を犯した人にカードを渡し、脅し取る金をカード会社のような会費として定期的に受け取るのである。そして、その会費が払われなくなった時、犯罪者の写真が公表されるのだ。

ゆすり屋の男は、女医が万引きしている写真をファイルに入れ、女医にカードを渡すかわりに金を要求した。焦った女医は、ゆすり屋が持っているファイルを無理やり奪い取ろうとした。その時、ゆすり屋のバランスが崩れ、体半分がビルの窓にぶら下がる状態になった。万引きした事が公表されると今の立場が危うくなると思った女医は、そのままゆすり屋をビルの窓から突き落としたのであった。そして、女医が万引き現場が写っている写真と、男から渡されたカードを持ってその場を去った。女医は、自分が男と会っていた証拠となるカードとファイルをゴミ収集車に捨て、何気ない顔で職場に戻った。すると、女医の病院に急患の連絡が入り、女医が担当することになった。なんと、その患者は女医がビルから突き落とした男だったのだ。その男はスキャンダル専門のカメラマンでもあったため、殺人事件の可能性もあると警察も病院に訪れていた。焦る女医に警察は、事情徴収をするために男を助けてくれと頼んだ。そして、オペが始まったのだが、女医は自分の犯罪がばれるのを恐れ、治療をする振りをして心臓発作に見せかけて男を殺したのだ。

その治療の様子を見ていた一人の刑事が、部屋に戻った女医のもとを訪れた。そして、女医にワザと男を殺した事を追求してきた。しらを切ろうとした女医であったが、刑事は女医が男と会っていた証拠となる会員カードを差し出した。女医は観念して、その刑事に全てを打ち明けたのだが、その刑事は女医を逮捕しにきたのではなかった。実は、刑事が差し出した会員カードは、刑事本人のものであった。つまり、刑事も男に万引きをしているところ写真に撮られ、脅迫されていたのだ。女医が捕まってしまうと、刑事自身も万引きしてしまったことがバレてしまう恐れがある。そのことを懸念した刑事は、女医に男をワザと殺した事を黙っていてもらいたかったのだ。お互いの利益が一致した女医と刑事であったが、その時、今までの話を全て聞いていた別の刑事が部屋の中に入ってきて、二人を逮捕したのであった。結局、女医は自分の犯した罪を償わなければならなくなってしまったのである。

製作スタッフ

  • 絵コンテ・演出:飯島正勝
  • キャラクター・作画監督:松岡秀明
  • 美術監督:村上律子
  • 音響監督:大熊昭
  • 効果:庄司雅弘
  • 整音:大城久典
  • 制作:東京ムービー
  • 協力:東京キッズ

声の出演

  • 女医:島津冴子
  • 看護婦A:住友七絵
  • 新人医師:千葉一伸
  • 院長:阪脩
  • カメラマンの男:立木文彦
  • 老刑事:塚田正昭
  • 看護婦B:杉本ゆう
  • 医師B:大西健晴
  • 刑事B:神奈延年
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あこがれのカーテン

主人公は熱狂的なアイドルオタク。特に、女優の松山ゆきが出演しているテレビ番組は全てチェックし、雑誌に特集記事が書かれてあると必ず買いに行く。そして、主人公の部屋には、松山ゆきのポスターで埋め尽くされている。そんな主人公が、ある日、謎の老婆から『あこがれの写真』を購入する。その『あこがれの写真』とは、自分が憧れているスターの写真が手に入るというものであった。しかも、封筒に5枚の写真が入っていて、封筒から写真を出した瞬間と同じ時刻の憧れの人の写真が撮れるというものだった。主人公は、松山ゆきの入浴シーンの写真が欲しくて、タイミングを計りゆきがお風呂に入っている時間を狙って、封筒から写真を取り出したのだ。しかし、すでにゆきは床についていて、入浴シーンの写真を手に入れることができなかった。そして、主人公が謎の老婆から次に手に入れた商品は『あこがれのカレンダー』。

『あこがれのカレンダー』とは、松山ゆきの細かいスケジュールを知ることができるカレンダーであった。しかも、夜12時を過ぎると、その日、ゆきが書いた日記を見ることができるというものであった。主人公は、『おこがれのカレンダー』により、松山ゆきを身近に感じる事ができた。そして、次に謎の老婆から手に入れた商品は『あこがれのカーテン』。『あこがれのカーテン』とは、部屋にそのカーテンをかけると、憧れのスターが身につけていた衣装を手に入れられるというもので、主人公は次々にゆきが脱いだばかりの衣装を集める事ができた。しかも、カーテンの中にプレゼント入れると、主人公からも直接物が送れるという力も持っていた。主人公は、松山ゆきに対する欲望が高まり、自分だけのものになって欲しいと思うようになっていった。

最後に謎の老婆から手に入れた商品は『あこがれのポスター』。今度もすごい商品かと思い30万円でゆきのポスターを購入した主人公であったが、いつまでたってもそのポスターの力を知ることができなかった。今まで、『カレンダー』や『カーテン』によって松山ゆきのことを詳しく知ることができたが、本物のゆきとの距離が近づいたわけではなかった。主人公は、本物のゆきに会って、一度でいいからキスをしたいという衝動にかられた。そして、謎の老婆から買ったポスターに写っている松山ゆきに口付けをした。すると、その瞬間主人公の体が光に包まれ、次の瞬間、主人公はゆきが飲もうとしているコーヒーの紙コップの姿になった。主人公は、『あこがれのポスター』によって、ゆきとキスしたいという願いを叶える事ができた。それは、松山ゆきが口にする紙コップにという姿に変わり一生を終えるということで……。

製作スタッフ

  • 絵コンテ・演出:大庭秀昭
  • キャラクター・作画監督:松岡秀明
  • 美術監督:西田稔
  • 音響監督:大熊昭
  • 効果:庄司雅弘
  • 整音:大城久典
  • 制作:東京ムービー
  • 協力:東京キッズ

声の出演

  • 丸山アキオ:中原茂
  • 老婆:堀絢子
  • 松山ゆき:松井菜桜子
  • マネージャー:杉本ゆう
  • 司会者:田原あるの
  • 司会:秋元羊介
  • 女子高生:鈴木慶子
  • 声:菅原淳一
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恩返しの銭湯

ある地方に一軒の銭湯があった。その銭湯には不思議な言い伝えがあり、銭湯を修理してあげると、恩返しをしてくれるというものであった。ある日、大手新聞社の新人記者で地方支局に勤める主人公が、部屋の風呂がこわれたので、たまたまその銭湯に行くことにした。しかし、中に入ってみると、賽銭箱や鳥居があるという不思議な雰囲気の銭湯であった。気味が悪くなった主人公は、お湯にだけつかって帰ろうとしたのだが、浴槽にはお湯どころか水さえも入っていない。せめて、水だけでも出したいと思った主人公が銭湯の外に出て調べてみると、水道管に木の葉がたくさん詰まっていた。主人公は、水道管を掃除して水が出るようにしたのだが、相変わらずお湯はでないままであったため仕方なく水で身体を洗い家に帰った。次の日、主人公は動物園に取材にいく予定になっていたのだが、昨日の水で身体を洗った事が原因で風邪を引いてしまい会社を休んでいた。その時、テレビから、今日の午前10時に主人公が取材に行く予定だった動物園の参道が、土砂崩れで数台の車が巻き込まれたというニュースが 流れた。

午前10時といえば、主人公が取材に行く予定の時間だった。もしかして、恩返し銭湯が、水道管を修理した自分を動物園に行かせないことで恩返しをしてくれたのではと主人公は思った。そして主人公は、またあの銭湯に行って今度は持参したヤカンでお湯を沸かして、浴槽につかった。その時、一人の老人が入ってきて、不思議な恩返し銭湯の由来を聞かせてくれた。その由来とは、この銭湯が建ててあった場所には守り神の神社があって、その材木を使って皆で銭湯を造ったということであった。そして、それから造った銭湯を掃除した人は、必ずいいことが起きるようになったというのだ。恩返し銭湯の秘密を知った主人公は、それから恩返し銭湯に通うようになり、銭湯の壊れているところを修理していった。すると、老人が話してくれた通り、主人公は新聞の一面記事を書くことができるなどいいことが連続して起こり始めた。そして、東京本社の社会部に配属されるということまで決まった。そんな時、恩返し銭湯が取り壊され、新たにショッピングセンターが建てられること知らせらた。主人公は、今まで恩返し銭湯に助けられてばかりだったことを感じ、せめて最後に銭湯を昔の姿に戻してあげたいと思った。それから主人公はビラを作り、町の人々に恩返し銭湯を昔の姿に戻してあげる事の協力を求めた。

そして、ついに取り壊しの日がやってきた。始めは主人公しか銭湯に来ていなかったが、次第に町の皆も集まってくれた。そして、一斉に恩返し銭湯の修理が始まり、皆でお湯につかる事ができた。皆が帰った後、主人公と恩返し銭湯の由来を話してくれた老人が最後の湯を楽しんでいた。その時、銭湯の外ではとんでもない事が起こっていた。づさんに置かれた銭湯の資材に火が燃え移り、恩返し銭湯は大火事になってしまったのだ。火に包まれ動けなくなってしまった主人公と老人。更に追い討ちをかけるように、天井が崩れた。あきらめかけていた二人だが、その時、一陣の風が吹いてきた。天井が崩れ主人公の前に倒れてきたものは、恩返し銭湯の煙突だったのだ。そして、煙突は、まるで二人に外への道を示すかのように外へと続いていた。主人公と老人は、倒れた煙突の中を通って外に出る事ができた。主人公は恩返し銭湯が、最後の最後に自分の身を壊してまで、でっかい恩返しをしてくれたんだと思った。そして、銭湯の跡地には予定通りショッピングセンターが完成した。しかし、その一角には、人知れず小さな記念碑が建っている。そこには「恩返し銭湯、この町を守り続けた素晴らしい銭湯にありがとうの気持ちを込めて」と文字が刻まれている。

製作スタッフ

  • 絵コンテ・演出:岡尾貴洋
  • キャラクター・作画監督:乙幡忠志
  • 美術監督:脇威志
  • 色彩設計:西村省吾
  • 音響監督:早瀬博雪
  • 効果:松田昭彦
  • 整音:大石幸平
  • 制作:日本アニメーション
  • 協力:陸演隊
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全放送回別リンク一覧

全56回の全ての放送回ごとに、収録内容をまとめました。一部放送回にについては情報がありませんでしたが、それ以外は全ての内容をまとめてあります。是非ご覧ください。

#001~#010

#011~#020

#021~#030

#031~#040

#041~#050

#051~#056

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