【ドラマ・アニメ】週刊ストーリーランド短編作品 #027 平成12年7月27日放送分『死者からのメッセージ』『値打ちのある猫』『出世食堂』

週刊ストーリーランド_放送回別解説_027 ドラマ、アニメ紹介
この記事は約4分で読めます。

死者からのメッセージ

刑事安川の先輩、森刑事が行方不明になった。まったく手がかりが無い。森刑事が追っていたのは、ある巨大な犯罪組織で奴らに消されたかもしれない。二人は霊媒師魔子を使って森刑事を呼び出すことにした。魔子の体に降霊した森は殺されたのではなく自殺したと言う。

霊媒師の言葉通りの場所で森刑事の遺体が発見された。しかし、安川は森刑事のことを間違いなく言い当てた霊媒師のことを疑っていた。安川は、また魔子の家へ行き、死に目に会えなかった父親を呼び出してほしいと言い、父は降霊されたが、これで魔子がニセモノだという事がわかってしまった。

安川の父親はまだ生きているからだ。ということは、魔子が森刑事の遺体の場所をあらかじめ知っていた事になる。ついに霊媒師のしっぽをつかんだと喜ぶ安川。その時、安川の携帯に母親から電話が入り、父親が事故で死んだことを知らされた。魔子は本物だった。森は本当に自殺だったのだ。

製作スタッフ

  • 絵コンテ:浜津守
  • 演出:浜津守
  • キャラクター:平山智
  • 作画監督:平山智
  • 美術監督:本田修
  • 音響監督:大熊昭
  • 効果:庄司雅弘
  • 調整:大城久典
  • 制作:東京ムービー

声の出演

  • 安川一郎:玄田哲章
  • 早見:伊藤美紀
  • 工藤摩子:浦和めぐみ

値打ちのある猫

骨董品を買い集め、それを売るのが仕事の太吉。古めかしい佇まいの一軒の骨董屋に入るが、どれもガラクタばかりだった。しかし1つだけ猫の首にぶら下がる古びた鈴を見つけた。猫を下さいということで鈴ごといただこうと太吉はたくらむ。

「猫を譲って欲しい」とご主人に頼むが、大変可愛がっているので手放すわけにはいかないとのこと。ならば売ってもらおうと交渉し、30両で売ってもらうことになった。金と引き換えに猫を受け取る太吉。するとご主人は猫の首輪をはずしてしまう。

実は、ご主人はその首輪の鈴の価値があることに気がついていた。何故このような高価な物を猫の首なんかつけているかというと、拾ってきたどんな汚い猫でも買ってくれる人がいるからで、それを利用した作戦だった。

制作スタッフ

  • 絵コンテ:大庭秀昭
  • 演出:大庭秀昭
  • キャラクター:松岡秀明
  • 作画監督:松岡秀明
  • 美術監督:砂川千里
  • 音響監督:大熊昭
  • 効果:庄司雅弘
  • 調整:大城久典
  • 制作:東京ムービー
  • 制作協力:東京キッズ

声の出演

  • 稲葉太吉:石塚運昇
  • 店主:緒方賢一
  • 殿様:徳弘夏生
  • ナレーション:麦人

出世食堂

リストラ候補の井上。会社の裏路地で「つるかめ食堂」を見つける。品書きには出世メニューというのがある。井上は課長定食を注文するが、井上は係長なので、係長定食しか食べられないという。すごくおいしいので、井上はもっと上のランクの定食を食べたいがために一生懸命仕事をするようになる。

そして、とうとう社長になる。待ちに待った社長定食。すると膳に乗せられているのは、ご飯と味噌汁、沢庵だけ。社長になっても初心を忘れないようにという意味がこめられているそうだ。ここの定食を食べていると子供の頃を思い出し涙が出てくる井上。

おばちゃんは母親ではないか?と思う。やはり、そうだった。息子を捨てた負い目で名乗ることが出来ず、息子を応援するために出世食堂を開き、このメニューを考えたのだった。

制作スタッフ

  • 絵コンテ:福島一三
  • 演出:福島一三
  • キャラクター:山崎登志樹
  • 作画監督:小丸敏之
  • 美術監督:宮野隆士
  • 音響監督:早瀬博雪
  • 効果:松田昭彦
  • 調整:佐藤千明
  • 制作:日本アニメーション

声の出演

  • ナレーション:真地勇志
  • 井上安男:喜多川拓郎
  • おばちゃん:斉藤昌
  • 課長:竹本英史
  • 重役:今村直樹
  • 社員: 高塚正也
  • 社員2:石川大介
  • 回想母:徳永悦子

全放送回別リンク一覧

全56回の全ての放送回ごとに、収録内容をまとめました。一部放送回にについては情報がありませんでしたが、それ以外は全ての内容をまとめてあります。是非ご覧ください。

#001~#010

#011~#020

#021~#030

#031~#040

#041~#050

#051~#056

コメント

タイトルとURLをコピーしました