【ホラー映画レビュー】最後の伏線回収に背筋が凍る 『呪怨』

映画レビュー
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『呪怨』は『リング』と並んで日本映画の中で双璧をなす超有名作として知られていますが、その内容は全く違う作品となっています。

今回は映画レビューとは少し異なりますが、『呪怨』についてご紹介していきたいと思います。

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呪怨の作品概要

作品概要

  • 『呪怨』は、2000年に発売されたビデオ作品を原作とする、2003年に公開されたホラー映画です。
  • 監督・脚本は清水崇で、佐伯伽椰子と佐伯俊雄という母子の怨霊が巻き起こす恐怖を描きます。
  • オムニバス形式で、呪われた家に関わった人々の悲惨な運命が展開されます。
  • 2004年にはハリウッドでリメイク版が製作され、世界的に注目を集めました。

あらすじ

  • 老人介護ボランティアの理佳は、徳永家を訪れますが、そこで俊雄と名乗る少年と黒い影の女の幽霊に遭遇します。
  • 徳永家の住人は、以前は佐伯家という一家が住んでいたことを知りますが、その家族は夫の剛雄によって惨殺されていました。
  • 佐伯家には、伽椰子が大学時代から片思いしていた教師の小林俊介が訪れますが、彼もまた伽椰子の呪いに巻き込まれます。
  • その後、佐伯家に越してきた村上家や、その家庭教師の由紀、彼女の友人の瑞穂なども、次々と伽椰子と俊雄の怨霊に襲われていきます。

魅力

  • 『呪怨』の魅力は、伽椰子と俊雄の恐ろしい姿や声、そして彼らが現れる不気味な場面やタイミングです。
  • 伽椰子の髪の毛や手が突然現れたり、俊雄が猫のように鳴いたりするシーンは、観る者に強烈なインパクトを与えます。
  • また、時系列がバラバラで進むオムニバス形式は、物語の謎や緊張感を高めます。
  • さらに、呪いの発端や背景には、人間の愛憎や嫉妬といった感情が絡んでおり、単なるホラーではなく、人間ドラマとしても深みがあります。
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呪怨のオススメポイント

『呪怨』とは、2002年に公開された清水崇監督のホラー映画で、殺人事件が起きた家に住んだり訪れたりした人々が、次々と不可解な死を遂げていくという物語です。

この映画のオススメポイントは、以下の5つです。

  • 時系列がアトランダムに散りばめられており、徐々に根源が見えてくる構成や中身が独特で、安っぽくない
  • 陰湿な暗い感じが怖く、伽椰子や俊雄のシーンが印象的
  • オムニバス形式で短いお話が繋がっている
  • 布団の中や風呂に出るのは反則だと思う
  • 伽椰子さんと俊雄くんのコンビが良く、音楽も怖い
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まとめ

呪怨はビデオのオムニバス作品として世に出ましたが、今観ても非常に怖くて計算されたストーリー展開になっています。バラバラに見える話のピースがいつの頃からか繋がっていく不思議な感覚と、その裏に隠された新実には驚愕せずにはいられません。

この映画は、普段の生活の中に恐怖が潜んでいるということを感じさせてくれます。

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