作品の背景と内容
『ファイア・ドーム』は、文芸誌「STORY BOX」2019年6月号から2023年8月号にわたる計25回の連載をもとに、大幅な加筆と全面改稿を経て完成しました。かつて連載を追っていた読者にも、まったく新しい読書体験が届けられます。
本作は、25年前に地方都市で発生した百貨店受付嬢誘拐殺人事件という全国レベルのニュースが引き起こした「噂」が、新たな事件を呼び起こす物語です。「人は、真実よりも面白い物語を選ぶ。」「彼女は、“噂” という、炎に燃やされた。」という言葉が示すように、人々の心に深く根差した噂の力が、物語の核となっています。

著者である辻村深月氏は、大きな事件が人々を魅了する理由や、なぜ人々が事件に関わりたがるのかを小説で書きたいと長年願っていたとコメントしています。タイトル『ファイア・ドーム』は、雪が舞い散るスノー・ドームのように見える山間の地方都市が舞台でありながら、その街の底には普段は見えない「炎」が沈んでおり、過去の誘拐殺人事件にまつわる噂がその炎である、という意味が込められているそうです。

書誌情報
全国の各書店およびネット書店にて予約が可能です。前作『この夏の星を見る』から3年ぶりとなる待望の最新作を、ぜひ手に取ってみてください。

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書名: ファイア・ドーム(上巻・下巻)
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著者: 辻村 深月
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定価: 各2,090円(税込)
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発売日: 2026年6月5日
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判型: 四六判上製
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頁数: 上巻464ページ、下巻432ページ
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発行: 小学館
特設サイトと関連コンテンツ
『ファイア・ドーム』の特設サイトでは、発売に先駆けて様々なコンテンツが公開されています。
- 『ファイア・ドーム』特設サイト: https://www.shogakukan.co.jp/pr/fire_dome
特設サイトでは、物語を読み解く「5つのキーワード」、登場人物紹介、冒頭30ページの大ボリューム試し読み、CM動画などが楽しめます。物語のはじまりに、いち早く触れることができる企画ですので、ぜひチェックしてみてください。

CM動画はこちらからご覧いただけます。
著者紹介

写真/長田果純
辻村 深月(ツジムラ ミヅキ)
2004年6月5日、『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。その後も数々の文学賞を受賞し、多くのベストセラー作品を発表しています。主な受賞歴には、2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位などがあります。
著書には、『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『嘘つきジェンガ』『この夏の星を見る』など多数あります。


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