吉田修一氏、作家デビュー30周年記念作品『タイム・アフター・タイム』を5月27日に発売
映画「国宝」の原作者として知られる吉田修一氏の最新長編小説『タイム・アフター・タイム』が、2026年5月27日に株式会社幻冬舎より発売されます。本作は、吉田氏の作家デビュー30周年イヤーを飾る記念作品です。

映画「国宝」の熱狂を経て描かれる「純粋なもの」
吉田修一氏が原作を手がけた映画「国宝」は、歴代の興行収入ランキングで実写邦画第1位を記録し、第98回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート、日本アカデミー賞では10冠を達成するなど、大きな話題となりました。
『タイム・アフター・タイム』は、その映画「国宝」公開後初の長編であり、約2年半ぶりの新作となります。2025年4月1日から2026年4月9日まで日本経済新聞朝刊に連載され、映画「国宝」が社会現象化していく時間と並走するように紡がれた作品です。
物語の概要
本作は、高校3年生の夏に始まった二人の純粋な初恋と、それから二十数年後の再会を描いています。長崎と東京、過去と現在を行き来しながら、失われた時間、胸に残り続ける記憶、そしてもう一度人生を肯定していく力を描いた、人生礼讃の物語です。
著名人からの推薦コメント
書籍帯には、シンガーソングライターの松任谷由実氏と作家の金原ひとみ氏が推薦の言葉を寄せています。
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松任谷由実氏(シンガーソングライター)
「解像度の高い人物たちと情景描写に惹き込まれ、どんなに遠くてもなお鮮やかな恋の記憶が立ち上る。」 -
金原ひとみ氏(作家)
「こんなに泣いたら、きっと人生が変わってしまう。そんな恐怖とともに読み終えました。」
著者・吉田修一氏の言葉
刊行に際し、吉田修一氏は次のように語っています。
「純粋なものに向き合ってみたいと思った。眩しいくらい純粋なものに向き合った時、自分の心がまだちゃんと動くのか確かめてみたかった。『タイム・アフター・タイム』は私なりの純粋なものをたくさん詰め込んだ小説です」
あらすじ
建設会社に勤める尾崎颯(おざきそう)は、土砂降りの雨の中、高校の同級生だった久遠愛(くおんあい)と再会します。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになりますが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた癒えない心の傷を抱えていました。揺れ始める心は、やがて二十数年前の夏へと引き戻されていきます。「取り返しのつかない間違いをした。でも、大切な人のそばからは離れなかった」青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今――東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔も優しさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作です。
著者紹介

吉田修一(よしだ・しゅういち)氏は1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部を卒業されています。1997年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞を受賞されました。その後も、『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞、『横道世之介』で柴田錬三郎賞、『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞、『ミス・サンシャイン』で島清恋愛文学賞を受賞されています。2025年には映画「国宝」に関連して野間出版文化賞も受賞されました。他に『怒り』『太陽は動かない』など著書多数です。
書籍情報
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著者:吉田修一
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価格:定価2420円(税込)
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体裁:四六判変形/536ページ
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ISBN:978-4344045842
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出版社:幻冬舎
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発売日:2026年5月27日
関連URL
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書籍詳細ページ:http://www.gentosha.co.jp/s/tat/
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公式Xアカウント:@TATv20260527



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