第46回横溝正史ミステリ&ホラー大賞、水沢文尾氏の「初髪下ろし」が大賞・読者賞W受賞

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受賞結果

大賞

「初髪下ろし」(はつかみおろし)
水沢文尾(みずさわ・ふみお/神奈川県出身)

正賞として金田一耕助像、副賞として賞金300万円が贈呈されます。

優秀賞

該当作なし

読者賞

「初髪下ろし」 水沢文尾

読者賞は、一般から選ばれたモニター審査員によって最も多く支持された作品に与えられる賞です。「初髪下ろし」は、大賞と読者賞のW受賞という快挙を達成しました。

選考委員

選考は、綾辻行人氏、有栖川有栖氏、黒川博行氏、湊かなえ氏(敬称略、50音順)の4名により行われました。

選考委員近影 綾辻氏、有栖川氏、黒川氏、湊氏

大賞受賞作「初髪下ろし」梗概

美大生の洞口航は、ある集落での漆掻きのアルバイトに応募します。面接を担当した住民・淑恵に見込まれ村に向かった航でしたが、現地に到着すると淑恵は既にこの世を去っていました。困惑する航に対し、集落の区長は「初髪下ろし」という儀式の執行役を依頼します。この村では、女が死ぬと古来の成人儀式「髪上げ」ならぬ「髪下ろし」を行い成仏を促すというのです。儀式までの数日間、次第に明らかになる村と淑恵の過去、そしてあの世へ誘う死霊の罠。儀式の危険性を悟った航は、生き延びる術を探します。

著者略歴

水沢文尾(みずさわ・ふみお)氏はペンネームです。1974年生まれの52歳、男性で、神奈川県出身、東京都在住です。早稲田大学第二文学部を卒業後、北京電影学院撮影科修士を修了し、現在は会社員として勤務されています。

横溝正史ミステリ&ホラー大賞について

株式会社KADOKAWAの新人文学賞として、長年の歴史を持つ「横溝正史ミステリ大賞(第38回まで)」と「日本ホラー小説大賞(第25回まで)」が2018年2月に統合され、現在の「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」が創設されました。横溝正史氏の名を冠し、ミステリとホラーの2大ジャンルを対象としたエンタテインメント性あふれる新人文学賞として、新たな才能の発掘を目指しています。

本賞は、広義のミステリ小説、または広義のホラー小説を対象としており、年齢やプロアマは問わず、未発表の作品が募集されます。規定枚数は1枚あたり40字×40行で換算して75枚以上150枚以内(400字詰め原稿用紙換算で300枚以上600枚以内)となっています。

今後の予定

賞の贈呈式および祝賀パーティーは、2026年11月に都内にて「山田風太郎賞」「小説 野性時代 新人賞」と合同で開催される予定です。選評は「小説 野性時代」7月号(6月25日配信予定)に掲載されます。また、受賞作「初髪下ろし」は単行本として2026年秋に株式会社KADOKAWAより刊行される予定です。

「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」の詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

公式サイト

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