京極夏彦氏「巷説百物語」シリーズ特装版BOXセット、カドストで受注開始
京極夏彦氏の文庫版「巷説百物語」シリーズ全7冊と『絵本百物語』がセットになった特装版BOXが、2026年5月15日よりKADOKAWA公式オンラインショップ「カドスト」にて予約受付を開始しました。この特装版BOXは、文庫版シリーズの完結を記念して企画されたものです。

完全受注生産で予約受付中
本商品は完全受注生産となっており、2026年6月30日(火)までの期間限定で予約を受け付けています。この機会をぜひお見逃しなく。
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販売サイト: KADOKAWA公式オンラインショップ「カドスト」
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g302603004144/ -
価格: 44,990円(税込)
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予約期間: 2026年5月15日(金)10:00~2026年6月30日(火)23:59
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お届け予定日: 2026年10月下旬より順次発送
本商品はカドスト専売商品であり、書店への問い合わせは控えるよう案内されています。
デザインコンセプトを公開
本商品のデザインは、長年にわたり京極作品を手掛けてきたブックデザイナーの坂野公一氏(welle design)が担当しました。坂野氏によるデザインコンセプトが公開されています。
今回の特装版は、シリーズ全7冊と物語のルーツである『絵本百物語』を特製BOXに収めた「決定版」として制作されました。坂野氏は、文庫版の新装幀作成時の経験を基に、「『巷説百物語』シリーズの特装版はどうあるべきか」を深く考察されたそうです。
作品の壮大で緻密な世界観を函や本の「姿」として描き出すことが目指されました。江戸から明治へと時代が移り変わる中で展開される物語の精巧な構造を、手に取れる形へと昇華させ、装幀が作品の一部として機能するようなデザインとなっています。
この設計の根底には、京極氏の執筆スタイルに対する敬意があります。物語を構成する文字が原稿用紙の升目(グリッド)に正確に配置され、文章が巧妙に繋がり(ブリッジ)、そしてそれらが層(レイヤー)を織り成すように複雑に絡みあっている様子が、デザインにも反映されています。
漆黒の紙は「闇」を、銀のインクは「明」を表し、そこに重なり見え隠れする妖怪たちが描かれています。さらに、表紙全体に設置された格子模様の上に文字を定着させることで、本そのものが物語の「縮図」として表現されています。
特装版BOXセット内容
特装版BOXセットには以下の内容が含まれています。
- 特装版「巷説百物語」シリーズ 文庫判型上製本 全7冊
- 特装版『絵本百物語』 文庫判型上製本(京極夏彦さん直筆サイン入り)
- コレクションBOX
- 又市の御札
- 【購入者限定】京極夏彦さんオンライントークイベントご招待コード

特装本は角背のハードカバー仕様で、本セットだけのオリジナルデザインです。総ページ数は5000ページを超える驚異的なボリュームで、コレクションBOXに収まったビジュアルは圧巻の一言です。『絵本百物語』には京極氏の直筆サインが入ります。



また、作中に出てくる又市の御札が再現されています。さらに、購入者限定で京極氏のオンライントークイベントに招待されます。ここでしか聞けない話が盛りだくさんで、期間限定のアーカイブ配信も予定されています。開催予定日は2026年11月28日(土)15時~(予定)です。詳細は商品に同封される招待状で案内されます。
著者プロフィール

京極夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家・意匠家。印刷博物館館長。日本推理作家協会監事。
1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどで遠野文化賞、『遠巷説百物語』で第56回吉川英治文学賞、功績などに対し第8回桑沢賞、第62回埼玉文化賞、第29回日本ミステリー文学大賞を受賞されています。
他の著書には『虚実妖怪百物語 序/破/急』『虚談』『死ねばいいのに』『オジいサン』『鵼の碑』『了巷説百物語』『狐花 葉不見冥府路行』『病葉草紙』『書楼弔堂 霜夜』『猿』など多数あります。



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