東野圭吾シアターVol.2 舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が開幕、時を超えた絆と奇蹟を描きます

おすすめの最新情報
この記事は約4分で読めます。

多彩なキャストが織りなす物語

本作には、世代やバックグラウンドの異なる多彩なキャストが集結しました。盗みをはたらき、廃墟となったナミヤ雑貨店に逃げ込む3人の青年を演じるのは、俳優の葉山侑樹氏、声優の土屋神葉氏、アーティストのSANTA氏です。それぞれ異なるフィールドで実績を積んできた3人が、現代を生きる若者たちの軽やかさと熱量を舞台にもたらしています。

ナミヤ雑貨店と濱岸ひより氏

日向坂46を卒業後、初めての舞台となる濱岸ひより氏は、水原セリと皆月暁子の一人二役に挑みます。アイドル時代とは異なる歌唱スタイルにも真摯に向き合い、役の心情を切なく歌い上げています。また、大ベテランの神保悟志氏が雑貨店の店主・浪矢雄治を、演劇集団キャラメルボックスの多田直人氏が店主の息子・浪矢貴之を演じ、舞台に深みを与えています。

時を超えて繋がる奇蹟の連鎖

物語は、盗みをはたらいた3人の青年が逃げ込んだナミヤ雑貨店で、過去からの悩み相談の手紙を受け取るところから始まります。30年以上の時を超えて手紙のやりとりが交わされ、過去と現在が交差する中で、人々の悩みと絆、そして小さな奇蹟が積み重なっていきます。

舞台は1932年の浪矢雄治(神保悟志氏)と恋人・皆月暁子(濱岸ひより氏)の場面から静かに始まり、一転してオープニングでは爽やかなダンスシーンへと移行します。17歳でダンスの世界チャンピオンに輝いたSANTA氏を中心に、葉山氏と土屋氏が一体となり、物語の扉を軽やかに開きます。

ダンスシーン

2016年のシーンで中心となる3人の青年、桐生敦也(葉山侑樹氏)、太田翔太(土屋神葉氏)、伊勢崎幸平(SANTA氏)の関係性は、友情というより家族や同志に近い絶妙な距離感で描かれています。葉山氏は敦也の堅実な芝居で、土屋氏は声優としてのスキルを活かした声色で、SANTA氏はダンサーとしての表現力と愛されキャラで、それぞれが役を体現しています。

手紙を読む3人の青年

浪矢雄治を演じる神保悟志氏は、じっくりと腰を据えた深みのある芝居で、一人の人間の重みある人生を浮かび上がらせます。また、多田直人氏は、成井作品を熟知した緩急ある芝居で、ときにコミカルな言動で観客を和ませています。

浪矢雄治と浪矢貴之

囲み会見でのキャストコメント

開幕前日に行われた囲み取材には、葉山侑樹氏、土屋神葉氏、SANTA氏、神保悟志氏、濱岸ひより氏、多田直人氏の6名が登壇しました。葉山氏は「1ヶ月弱稽古してきたので、あとは全力で楽しんでいくだけ」と語り、舞台への自信をのぞかせました。

3人の青年役の関係性について、土屋氏は「プライベートで時間を過ごすうちにどんどん仲が深まって、それが役につながっていると感じる」と振り返り、SANTA氏も「3人一緒に公園で自主練することも多く、お互いの真面目さがいい形で作用したと思う」と話しました。

ダンスシーンでは、SANTA氏が葉山氏と土屋氏の貪欲な姿勢を称賛し、土屋氏は「ダンスができる2人に囲まれて、声優ですが、かつて習った日本舞踊とクラシックバレエという武器を提げて頑張りました」と語り、会場を笑わせました。

濱岸ひより氏は、舞台での歌唱について「役のままお芝居として歌うのはアイドル時代とは全く違う感覚で難しかったが、毎日試行錯誤して、最近ようやくいい感じになってきた」と語り、神保氏からのアドバイスに感謝の言葉を述べました。

濱岸ひより氏

神保氏は「この会見でも感じていただいたと思いますが、大変いいカンパニーです。この3人がめちゃくちゃ仲いいのを見ているだけでも楽しいと思いますし、芝居としての完成度も非常に高い。ぜひご覧ください」と、舞台をPRしました。

公演概要

『東野圭吾シアターVol.2 ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、時を超えて「誰もが誰かの幸せを願っている」という力強いメッセージを届ける作品です。舞台転換では、雑貨店のシャッターと店内が表裏一体となった盆が回転し、時代の往来がスムーズかつ視覚的に印象づけられます。ぜひ劇場で、ナミヤ雑貨店が引き寄せた奇蹟の連鎖を目撃してください。

舞台上のSANTA氏

  • タイトル: 東野圭吾シアターVol.2 ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 原作: 東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫/KADOKAWA)

  • 脚本・演出: 成井豊

  • 出演: 葉山侑樹 土屋神葉 SANTA/濱岸ひより 関根翔太 三浦剛 渡邊安理 林貴子 澤田美紀 櫻井佑音 辻合直澄 多田直人/神保悟志

  • 日程・劇場:

    • 【東京公演】 2026年5月16日(土)〜24日(日) サンシャイン劇場

    • 【大阪公演】 2026年6月6日(土)・7日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

  • チケット: 全席指定・税込 東京・大阪公演 9,500円

  • 公式サイト:

  • 企画協力: 株式会社KADOKAWA

  • 主催・製作: TBS/ナッポスユナイテッド

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました