直木賞作家・阿刀田高さんの新刊『90歳、男のひとり暮らし』が大反響、7刷決定

直木賞作家の阿刀田高さんが執筆された新刊エッセイ集『90歳、男のひとり暮らし』が、大きな反響を呼び、この度7刷3万5千部を突破いたしました。本書は、高齢男性の単身生活に役立つ知恵と、日々を機嫌よく過ごすためのコツが軽妙な筆致で綴られています。
老いを受け止め、前向きに生きる90歳の知恵
阿刀田さんは現在90歳で、数年前に奥様が介護施設に入居されて以来、自宅で単身生活を送っていらっしゃいます。本書では、「何事も“まあまあ”ならそれでいい」「老いてこそユーモア」をモットーに、老いを受け入れながらも前向きに生きる日々が、阿刀田さんらしい軽妙な語り口で紹介されています。
朝の鏡での顔点検、手抜きでも栄養を確保する料理、通信販売での失敗談、落語を読む楽しみ、眠れない夜に源氏物語や百人一首を数える工夫、そして時に妻や亡き人々を想う時間など、衣食住から趣味教養にわたるまで、軽やかに人生を愉しむヒントが満載です。90年という長い年月で培われた知恵と経験が、人生の豊かさを伝えてくれる滋味豊かなエッセイ集となっています。

日本を飛び出し、アジアで話題に
本書は刊行後、NHK「おはよう日本」(12月21日放送)での紹介や全国紙、WEBメディアでの取材が相次ぎ、全国の書店でランキング1位を獲得するなど、大きな話題となりました。このブームは日本国内に留まらず、韓国のWEBメディア「BRAVO my life」や「oh my news」でも阿刀田さんのメールインタビューとともに紹介され、現地でも注目を集めています。今、「90歳のまあまあな暮らし」に、アジア中のシニアから熱い視線が注がれています。
93歳の作家・黒井千次さんとの対談も大反響
また、93歳の作家・黒井千次さんとの対談も大きな反響を呼びました。黒井さんと阿刀田さんは高校時代の先輩後輩で、70年来の長いお付き合いがあるとのことです。文学の世界を共に歩んできたお二人が、90代をどのように歩んでいるのか、その対談は以下のリンクからご覧いただけます。

書籍概要
本書の目次には、「九十歳 手料理いたします」「駄目駄目ショッピング」「老いてこそユーモア」「最期の『ありがとう』」など、90歳の単身生活における多様なテーマが並びます。突然始まった単身生活の中で、「“まあまあ”でいいじゃないか」をモットーに、日々を軽やかに過ごすための具体的なコツが伝授されており、読者に人生の豊かさを再認識させてくれる内容です。
著者紹介

阿刀田高(あとうだ・たかし)さんは、1935年東京生まれの直木賞作家です。早稲田大学文学部を卒業後、国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年に『冷蔵庫より愛をこめて』でデビューされました。その後、「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995年には『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞されています。
主な著書には、『ギリシア神話を知っていますか』『源氏物語を知っていますか』『小説作法の奥義』など多数あります。2003年には紫綬褒章、2009年には旭日中綬章を受章し、2018年には文化功労者に選出されるなど、長年にわたり日本の文学界に多大な貢献をされています。
書籍データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 90歳、男のひとり暮らし |
| 著者名 | 阿刀田高 |
| 発売日 | 9月25日 |
| 造本 | 四六判ソフトカバー(新潮選書) |
| 定価 | 1,870円(税込) |
| ISBN | 978-4-10-603935-5 |
| URL | 新潮社 書籍情報 |



コメント