佐野史郎、大沢健ダブル主演のホラーショートドラマ「闇に光」第1話が公開 – H・P・ラヴクラフトの傑作を現代に翻案

おすすめの最新情報
この記事は約4分で読めます。

H・P・ラヴクラフトの「ピックマンのモデル」を現代に

「闇に光」は、小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのクトゥルフ神話作品群の一つ「ピックマンのモデル」を現代の設定に翻案した作品です。出版社に勤める記者「久我正樹」(大沢健氏)が、ベテランホラー作家「蓮水幸志」(佐野史郎氏)の家を訪ね、インタビューを行うシーンから物語は始まります。蓮水の背景や会話から漂う雰囲気に久我が徐々に違和感を抱き始め、ホラー作家が描く作品の真実が明らかになるにつれて、久我は恐怖の世界に巻き込まれていくという設定です。

本ドラマは全4話で構成され、第1話が3月7日(土)に公開されました。続く第2-1話と第2-2話は3月14日(土)に同時公開され、最終話となる第3話は3月21日(土)に公開される予定です。

「闇に光」第1話は以下のリンクから視聴できます。

会議,対談,商談,男性二人,リビング,ダイニング,テーブル,室内,帽子,カジュアル,現代的,インテリア,シンプル,木目調,打ち合わせ,リラックス

「アブジェクトホラー」とは

「よろずず」が展開する「アブジェクトホラー」は、直接的な恐怖の対象を描くのではなく、日常の違和感や「もしかしたら」という感覚から生まれる不気味さを描くホラーです。精神分析の用語である「アブジェクション」(自らの一部でありつつ、分離し、棄却したいおぞましいもの。しかし同時に惹きつけられ、欲望せざるをえないもの)に由来しており、近年アート分野で注目される「アブジェクトアート」とも関連性があります。

主演を支える豪華製作陣

「闇に光」の製作には、豪華なスタッフが参加しています。監督はインディペンデント映画を中心に活動する川延幸紀氏、脚本はTBS金曜ドラマ『イグナイト』の企画・プロデュース・脚本を手がけた畑中翔太氏が担当しています。また、主題歌には実力派シンガーの南壽あさ子氏の楽曲「オン・ザ・スクリーン」(アルバム『AMULET』収録)が使用されています。この楽曲には、Guitar:鈴木 茂氏、Bass:伊賀 航氏、Drums:坂田 学氏、Keyboards:山本哲也氏といった著名なミュージシャンが参加し、作品の世界観を彩っています。

出演者紹介

佐野史郎氏

1955年3月4日生まれ、島根県松江市出身。1975年に劇団「シェイクスピア・シアター」の創設メンバーとして参加し、1980年には唐十郎氏の「状況劇場」に入団。1986年の林海象監督作『夢みるように眠りたい』で映画初主演。1992年にはTBS金曜ドラマ『ずっとあなたが好きだった』の桂田冬彦役で社会現象を巻き起こしました。俳優業の他、音楽や写真での活動も続けています。

佐野史郎氏は縦型ドラマについて「掌の小さな長方形には、過去の映像や物語も詰まっている。(中略)虚構の物語の中にこそ、それが虚構ゆえに、闇の世界が真実ではないという防波堤のもとに、事実起きたことや真実を露わにすることもできるのだ」とコメントしています。また、クトゥルフ神話については「知る人ぞ知るといった存在だった怪奇作家が、21世紀に、ラノベやゲーム、アニメの世界で幅広いファンを世界的に獲得することなど、出会った当時は想像すらしていなかった」と語っています。「闇に光」については、「物語を運ぶ男は、画家から小説家に設定が変えられているが、その構造を踏襲するかのようにして、表現と現実が入れ換わり溶け合うような世界が、何気ない会話で紡がれているので、素直に語り合えば自ずと世界は見えてくるのだろうと感じた」と述べています。

男性,アジア人,高齢者,ポートレート,眼鏡,丸眼鏡,ジャケット,ファッション,白髪,グレー,シャツ,青背景

大沢健氏

1974年12月28日生まれ、東京都出身。1988年公開の映画「ぼくらの七日間戦争」で注目を浴びました。その後、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や映画「国宝」など、幅広い作品に出演しています。特技の日本舞踊(花柳流師範・花柳恵右衛門)を活かした舞踊劇にも参加しています。

大沢健氏は縦型ドラマについて「観る側がある種の心の準備というか、構えることなく日常の中で手軽に観られるという特徴があります」と語っています。クトゥルフ神話については、「日本の様々な神話には、畏怖の念のようなものを抱いてます」と自身の信仰と関連付けて言及しています。「闇に光」については、「違和感という点に何気なく通ってきた糸が、その点と線に気づいた時に一気に糸を引っ張られ絞られるような緊張感を感じました」とコメントしており、虚実の境界線がどのように感じられるか楽しみだと述べています。

男性,ポートレート,ファッション,青いジャケット,ストライプ,カジュアル,屋内,アジア人,正面

公式情報

「よろずず」はアブジェクトホラー制作集団として、「違和感を受け入れる世界」の実現を目指しています。詳細情報は以下の公式ウェブサイトやSNSから確認できます。

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました