柏井壽『三日月旅館』
『鴨川食堂』で多くの読者を魅了した柏井壽氏の待望の新シリーズが幕を開けます。本作は、京都で一流の宿を目指す女性の奮闘を描いた物語です。

東京の名門ホテルで宿泊マネージャーを務める掬月はるかは、相続した京都の実家を民泊として再生することを決意します。内装やアメニティ、料理、そしてご近所対策といった数々の難題に挑む宿泊業奮闘記です。

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タイトル: 三日月旅館
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著者: 柏井壽
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定価: 902円(税込)
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発売日: 2026年3月11日(水)
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試し読み: 本書の第一話第二節(P44まで)を特別公開
樋口明雄『南アルプス山岳救助隊K-9 震える山嶺』
大藪春彦賞作家である樋口明雄氏による好評の山岳ミステリー「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズの最新作が登場します。今回は書き下ろし作品です。

全国でクマ騒動が起きる中、北岳でも被害が発生し、WLP八ヶ岳支所の七倉支所長と管理官の関千晶が調査に訪れます。一方、北岳では幕営地での盗難事件が頻発。そのような状況下でクマに襲撃された遺体が発見されます。山岳救助隊員と救助犬の名バディが、人を襲うようになってしまった隻眼の巨グマとどう向き合うのか、その活躍が描かれます。
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タイトル: 南アルプス山岳救助隊K-9 震える山嶺
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著者: 樋口明雄
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定価: 913円(税込)
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発売日: 2026年3月11日(水)
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試し読み: 本書の冒頭部分第3節(P34まで)を特別公開
シリーズ前作紹介

髙森美由紀『小田くん家は南部せんべい店』
焼き続ける幸せの味を描く、心温まるハートフルストーリーです。家族の深い結びつきに感動を覚える作品となっています。

青森県の南部せんべい店を営む小学四年生の弘毅は、家業を恥ずかしく思っていました。しかしある日、同級生の潤が家でせんべいを焼いているのを目撃します。潤は家を出ていった母親のために、いつも一緒に食べていた「小田せんべい」を焼きたかったのです。人と人をつなぐせんべい店一家の物語が展開されます。

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タイトル: 小田くん家は南部せんべい店
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著者: 髙森美由紀
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定価: 902円(税込)
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発売日: 2026年3月11日(水)
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試し読み: 本書の冒頭部分(P24まで)を特別公開
秋山香乃『無間繚乱』
平安時代を舞台に、愛と国のために生きた二人の后の運命を描く華麗なる平安絵巻です。

時の権力者である藤原道長の娘・彰子(あきこ)は一条帝の中宮として入内しますが、帝の心は先の中宮である皇后定子(さだこ)に向けられたままでした。権勢争いに翻弄されながらも、愛に生きた定子と国のために生きた彰子の運命が交錯します。
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タイトル: 無間繚乱
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著者: 秋山香乃
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定価: 1,100円(税込)
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発売日: 2026年3月11日(水)
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商品ページ:
泡坂妻夫『ホロボの神 泡坂妻夫拾遺集』
デビュー50周年を記念して、異能の本格推理作家である泡坂妻夫氏の未文庫化作品を集約した傑作選が刊行されます。「読むべき泡坂作品を探している新たなファンにとって、恰好の入門篇」と新保博久氏が解説で述べています。

クルーザーで遭難し、見知らぬ島に漂着した三人の男が、調査に来ていた亜愛一郎と名乗る男と出会う表題作「ホロボの神」などを収録しています。酋長の妻の病死や中里の拳銃盗難事件など、謎が深まる展開が読者を惹きつけます。
徳間文庫の2026年3月新刊は、多種多様なジャンルの魅力的な作品が揃っています。ぜひこの機会に、気になる一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。



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