スピンオフ作品「断指 J県警媛上署捜査係」が無料公開
「断指 J県警媛上署捜査係」は、「小説新潮」2026年2月号に掲載された短編作品です。『失われた貌』に登場する捜査係長・日野雪彦と巡査部長・入江文乃の刑事コンビが再び登場し、指のない死体の謎を追います。
無料公開期間は3月6日(金)から3月31日(火)17時までです。新潮社コーポレートサイトでの閲覧、またはKindleでのダウンロードが可能です。

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「断指」新潮社コーポレートサイトで読む: https://www.shinchosha.co.jp/special/danshi_preview/
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「断指」Kindleでダウンロードする: https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQ6FD1N2/
「断指 J県警媛上署捜査係」内容紹介
J県媛上市内の用水路で発見された若い男性の遺体には、胸と背中を貫通した銃弾痕と、左手小指の欠損がありました。暴力団がらみの犯罪が疑われる中、捜査線上に浮かび上がったのは県内組織間の抗争の存在です。時を同じくして、歓楽街では半グレ組織が騒動を起こしており、日野と入江のコンビが新たな謎に挑みます。
『失われた貌』はミステリランキング3冠達成
『失われた貌』は、発売直後から「伏線回収が気持ちいい」「すべての登場人物が立っている」「これぞミステリを読む喜び!」と評価され、昨年末には以下のミステリランキングで3冠を獲得しました。
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「このミステリーがすごい! 2026年版」(宝島社)国内編1位
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「週刊文春ミステリーベスト10 2025」(週刊文春2025年12月11日号)国内部門1位
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「ミステリが読みたい! 2026年版」(ハヤカワミステリマガジン2026年1月号)国内篇1位
また、日本のエンターテインメント界を代表する作家である伊坂幸太郎氏、恩田陸氏、米澤穂信氏からも推薦コメントが寄せられています。
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伊坂幸太郎氏:ミステリーが好きで良かったなあ、本当に良かったなあ、と思わずにはいられない。主人公の日野は非情な私立探偵のようだ。彼の葛藤を勝手に想像し、しばらくそのことばかり考えていた。
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恩田陸氏:捜査と謎解きのハイブリッド。すべてのピースがひとつに収まるのが驚異的。
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米澤穂信氏:成熟した小説が大胆な真相に至る――。こういうミステリを待っていた。ついに、来てくれた。
著者・櫻田智也氏からのコメント
櫻田智也氏は、初めて挑んだ長編である『失われた貌』が本屋大賞にノミネートされたことに対し、喜びのコメントを寄せています。
「初めて挑んだ長編の、最初の原稿を書きあげたのが去年の2月7日。その1年後に、こんな嬉しい出来事が待っているとは思いもしませんでした。読んでいただきありがとうございます。このご報告で、これまで応援いただいた方々に、いくらかの恩返しができたような気持ちです。幸せな1年だったと、もうすべての結果がでたあとのように、しみじみ感じております。」

櫻田氏の著作が本屋大賞にノミネートされるのは初めてのことです。大賞作品は全国の書店員による投票で決定され、4月9日(木)に発表される予定です。
「2026年本屋大賞」HP: https://www.hontai.or.jp/
『失われた貌』内容紹介
山奥で顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見されます。不審者の目撃情報がありながら警察の対応が不十分だという投書がなされた直後の出来事でした。事件報道後、生活安全課に一人の小学生が訪れ、死体が「自分のお父さんかもしれない」と告げます。彼の父親は十年前に行方不明となり、失踪宣告を受けていました。無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始めます。

『失われた貌』試し読みはこちら!: https://www.shinchosha.co.jp/book/356411/preview/
著者紹介:櫻田智也(さくらだ・ともや)氏
1977年生まれ、北海道出身。2013年、「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビューしました。2017年には受賞作を表題作とした連作短編集が刊行され、2021年には魞沢泉シリーズ2作目『蟬かえる』で、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞をW受賞しています。その他の著書に『六色の蛹』(いずれも東京創元社刊)があります。『失われた貌』は初の長編作品です。

『失われた貌』書籍データ

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【タイトル】失われた貌
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【著者名】櫻田智也
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【発売日】2025年8月20日
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【造本】四六版三方断ちカバー
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【定価】1,980円(税込)
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【ISBN】978-4-10-356411-9



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