担当編集も思わずページを閉じた衝撃作
本書は「留美ちゃん、ここは地獄じゃないよ……。君次第で天国にもなるんだ」という一行で読者を物語の世界へと引き込みます。この一文を読んだ担当編集者が思わずページを閉じてしまうほどの衝撃と恐怖が、作品全体に満ちています。
実話をもとに執筆された本作は、謎多き事件から幕を開けます。福岡県で小学4年生の篠山照幸君が自宅を出たまま失踪し、四年後には火災死亡事件の現場から子供の骨が発見されます。疑惑の人物である三藤響子は完全黙秘を貫き、裁判で無罪となります。一方、同じ福岡県で中学1年生の望月留美さん誘拐事件が発生し、主人公の前田はこれら二つの事件を追うことになります。照幸君が履いていた靴の謎、留美さんに声をかけた男、共通する地名、そして明らかになる気味の悪い〈真相〉が描かれ、すべてが異常で怖すぎるヤバイ小説として誕生しました。本作は、単行本『完黙の女』を改題したものです。
著者紹介:前川裕氏
著者の前川裕氏は1951年東京都生まれ。一橋大学法学部を卒業後、東京大学大学院人文科学研究科を修了されました。専門は比較文学、アメリカ文学で、法政大学名誉教授を務めていらっしゃいます。2012年、『クリーピー』で第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家として本格的にデビューされました。「クリーピー」シリーズのほか、『ハーシュ』『魔物を抱く女─生活安全課刑事・法然隆三─』『号泣』『感情麻痺学院』『ギニー・ファウル』『逸脱刑事』など、多数の著書があります。
書籍データ
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タイトル: 戦慄
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著者名: 前川裕
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発売日: 2026年2月28日
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造本: 文庫
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定価: 825円(税込)
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ISBN: 978-410-101464-7



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