KADOKAWA主催の英語異世界ファンタジー小説コンテスト、受賞作決定!大賞作品は日本で書籍化へ

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KADOKAWA主催の英語異世界ファンタジー小説コンテスト、受賞作決定

KADOKAWAは、キューダップ株式会社、株式会社MyAnimeListと共同で、小説投稿サイト「Honeyfeed」において英語での異世界ファンタジー小説コンテスト「MyAnimeList x Honeyfeed Writing Contest 2025 – THE ISEKAI presented by KADOKAWA」を開催しました。このコンテストは、世界中から最高の物語を作る才能を発掘することを目的としています。2026年2月9日(日本時間)に特設サイトにて受賞作が発表されました。

MyAnimeList x Honeyfeed Writing Contest 2025 THE ISEKAI presented by KADOKAWA

「MyAnimeList x Honeyfeed Writing Contest 2025 – THE ISEKAI presented by KADOKAWA」特設サイト:
https://mhwc.myanimelist.net/202507/

1,240作品もの応募の中から、厳正なる選考の結果、グランプリ1作品、佳作2作品が決定いたしました。

受賞作品の紹介

グランプリ

  • 『Isekai’d with my dog, I’m not the hero?!』by Frettiko

    • 日本語仮題:『愛犬と異世界転生したけど、勇者は俺じゃない!?』

    • あらすじ:平凡な男ミツタが飼い犬のトーストと異世界転生するものの、女神がトーストに勇者特典を全て与えてしまいます。Lv99の「勇者」ポメラニアンが魔獣討伐をお手のものにする中、飼い主のミツタはLv1のまま。我が道を行く愛犬トーストに振り回されながら、ミツタは個性的な仲間を集めて万事屋を営み、異世界で居場所を築いていく、楽しいもふもふコメディです。

佳作

  • 『HR in Another World: Building the Strongest Parties with my Appraisal Skill』by Kaorin

    • 日本語仮題:『異世界人事~鑑定スキルで最強パーティを編成する~』

    • あらすじ:人事部長のヒロユキは、女神により英雄として異世界へ召喚されます。戦闘力は皆無ですが、隠れた資質を暴く「神聖鑑定」を武器に、仲間を採用して最強パーティを編成します。予想以上にハードな世界で、英雄パーティは魔王軍に勝つことができるのか、鑑定スキルを駆使して世界を救う大冒険が始まります。

  • 『Drinking Buddies: Hangover In Another World!』by Literate_Manul

    • 日本語仮題:『異世界ハングオーバー! 飲み友とは異世界でも二日酔い?』

    • あらすじ:二日酔いで異世界転移したマーカスとガスは、エルフの王女にいいところを見せたい一心で「魔王の将軍を倒す」と大ボラを吹いてしまいます。ひょんなことからビール魔法に目覚めたマーカスは「ホップミサイル!」とビールを噴射し始め、ガスは自分の意識では制御できない右腕の力が覚醒します。能力も計画性もゼロですが、ノリと勢いだけは誰にも負けない男たちの、予測不能な異世界バディ・コメディです。

編集部総評と今後の展開

KADOKAWAが初めてHoneyfeedで開催した英語小説コンテストには、1,240作品もの応募がありました。これはHoneyfeedでのコンテスト史上でも過去最高の応募数です。英語話者の方々が日本のライトノベル・新文芸市場に強い関心を持っていることが伺えます。

選考はHoneyfeedのユーザーやボランティアの投票により進められ、アネコユサギ氏(作家。『盾の勇者の成り上がり』など)とKADOKAWAの編集者が最終審査に参加しました。

グランプリ作品『愛犬と異世界転生したけど、勇者は俺じゃない?!』は、キャッチーで親しみやすいテーマで、日本の書店に並ぶ光景が想像しやすい小説だと評価されました。笑えるコメディ展開や、かわいらしい犬のトーストの描写が魅力的です。グランプリを獲得したFrettikoさんには賞金5,000USDが支払われ、作品はKADOKAWAの編集者が担当となり、2027年の刊行を目指して日本で翻訳出版されます。

佳作となった『異世界人事~鑑定スキルで最強パーティを編成する~』は、異世界ジャンルで定番となりつつある鑑定スキルを活用する切り口で、日本のWEB小説らしさが感じられました。壮大なオープンワールドゲームのような世界観の広がりや、ていねいなキャラクター描写、敵か味方かわからないキャラクターが登場する展開に工夫が見られます。Kaorinさんには賞金3,000USDが支払われ、作品はKADOKAWAの編集者が担当となり、改稿の上、日本での翻訳出版を目指します。

もう一つの佳作『異世界ハングオーバー! 飲み友とは異世界でも二日酔い?』は、気楽に読み進められるコメディ作品です。「ビール魔法」と「中二病的な悪魔の手」という、ユニークな設定とノリが特徴です。本作の主人公であるマーカスとガスは、日本人読者には新鮮に映るキャラクター像でしょう。Literate_Manulさんには賞金3,000USDが支払われ、作品はKADOKAWAの編集者が担当となり、改稿の上、日本での翻訳出版を目指します。

KADOKAWAは、日本のエンタメ作品を愛する書き手の才能を世界中から発掘するため、「グローバルUGC作品開発プロジェクト」を2025年に立ち上げました。本コンテストはその第一歩であり、今後も国内外でWEB小説コンテストを開催し、“海外発”ライトノベル/新文芸作品を国内外で刊行し、新たなヒットIPを創出することを目指しています。

人気ライトノベル作品

このプロジェクトの一環として、2025年には台灣角川股份有限公司の小説連載プラットフォーム「KadoKado 角角者」にて中国語繁体字による「日本デビュー争奪戦☆ファンタジーライトノベル大賞」も開催されました。その受賞作発表は2026年6月を予定しています。また、「Honeyfeed」への投稿作品『Why Kill? When Witches Can Be Tentacled!』の書籍化や、M12 Media LLCによるコンテスト「JNC Original Light Novel Contest」の受賞作の一部書籍化なども予定されています。

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