投票総数62,546票!『第5回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』ベスト10が決定しました

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第5回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙 ベスト10発表

今回の総選挙で選ばれたベスト10は以下の通りです。これらの結果は、全国約2,000の書店や学校、公立図書館(一部)で公表され、結果をまとめたタブロイドが全国の書店で配布されるほか、公式サイトでも公開される予定です。

第1位:大ピンチずかん 3

作/鈴木のりたけ 小学館

大ピンチずかん 3

こどもプレゼンター(2年生)からは、「大ピンチを教えてくれたことで、もしそのピンチがあっても乗り越えられた。それに、読んでもとてもおもしろい!」というコメントが寄せられました。

著者である鈴木のりたけ氏は、「大ピンチずかんは、自分の子育ての経験を元に、日々のドジなことを世に出したいと思ったところがスタートです。大ピンチはまだまだ日々たくさん起こるので、4も描けそうなので、皆さん期待していてください」と語りました。

第2位~第10位

第2位:りんごかもしれない

著/ヨシタケシンスケ ブロンズ新社

りんごかもしれない

こどもプレゼンター(5年生)のコメント:「髪の毛や帽子が付いているりんごがたくさん書かれているページが愉快で面白いです。特に『ようちえん』。帽子の上からヘタがついていますから。」

著者であるヨシタケシンスケ氏は、「長い間皆さんに楽しんでいただけて本当に嬉しいです。僕がこの本を描いたのは40才の時。何歳で何がおこるかわからないので、『かもしれない』をいろいろ使って、大きくなってくれると嬉しいです」と述べました。

第3位:パンどろぼう

作/柴田ケイコ KADOKAWA

パンどろぼう

こどもプレゼンター(1年生)のコメント:「パンどろぼうシリーズの物語が続いていて楽しいから。」

著者である柴田ケイコ氏からは、「パンどろぼうや他の絵本をきっかけに、想像すること、日々の楽しさ、ワクワクを感じ取れる心の豊かな人に成長してくれるといいなと思っています」というコメントが代読されました。

第4位:あるかしら書店

著/ヨシタケシンスケ ポプラ社

あるかしら書店

こどもプレゼンター(5年生)のコメント:「あるかしら書店で本がたくさん出てくるけど、本の内容が、面白いし、出てくる本が、『これは、ほんなのか?』という場面があって、ヨシタケシンスケさんの作品の中で、あるかしら書店が大好きです。」

著者であるヨシタケシンスケ氏は、「本は四角い紙の束なんですけど、色々なことができるものです。こんな本があったらいいと思わない?と、色々な本ができるように皆さんと協力していけたらいいなと思います」と語りました。

第5位:ドラゴン最強王図鑑

監修/健部伸明 イラスト/なんばきび 七海ルシア Gakken

ドラゴン最強王図鑑

こどもプレゼンター(4年生)のコメント:「パワーのグラフを見て想像しながら読むのが楽しかったです!この本をきっかけにドラゴンの歴史や伝説にも興味を持ちました。推しのドラゴンは応龍です!」

編集担当者からは、「ドラゴンは想像の結晶だと思っていて、戦うとどっちが強いんだろう、そういう想像と創造を掛け合わせたようなシリーズなので、そういうものを楽しんでいただいてることはありがたいです」というコメントがありました。

第6位:おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

監修/今泉忠明 絵/下間文恵 徳永明子 かわむらふゆみ 高橋書店

ざんねんないきもの事典

こどもプレゼンター(3年生)のコメント:「この本の中で一番好きなのはムカシトカゲです。」
こどもプレゼンター(1年生)のコメント:「私はタマゴヘビです。シリーズ全部持っています。おめでとうございます!」

絵を担当された下間文恵氏は、「『ざんねんないきもの事典』は、みんなで協力して作っています。小学生の皆さんに選んでいただき、長く愛される本になってきていてとても嬉しいです」と述べました。

第7位:四つ子ぐらし①ひみつの姉妹生活、スタート!

作/ひのひまり 絵/佐倉おりこ KADOKAWA

四つ子ぐらし①

こどもプレゼンター(6年生)のコメント:「私の一番好きな本は、四つ子ぐらしです。四つ子ぐらしは謎解きとしても楽しめて、どんどん明らかになっていく謎や、推理をするのがすっごく楽しいです!三風ちゃんたちもかわいくて大好きです!」

著者であるひのひまり氏は、「このたびは、投票してくださりありがとうございます。この物語は離れ離れの四つ子が力を合わせて暮らすお話です。皆さんも自分の家族とどんなことで協力できるだろうと考えると、4つ子ちゃんと同じように家族の絆が生まれると思います。今日は本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えました。

第8位:つかめ!理科ダマン1 「科学のキホン」が身につく編

作/シン・テフン まんが/ナ・スンフン 訳/呉華順 マガジンハウス

つかめ!理科ダマン1

こどもプレゼンター(4年生)のコメント:「小さい頃から理科ダマンを読んでいたので、学校の理科の授業がとても楽しいです。」
こどもプレゼンター(2年生)のコメント:「僕は実験や工作が大好きなので、いつかシンみたいにスペースシャトルを作って、太陽系を旅したいです。」

作/シン・テフン氏は、「作品を作るときに、パパの気持ちと、子どもみたいなオチャメな心も全部まぜて、そんな風に作りました。これからもそんな風に作るつもりです。楽しく読んでいただければ幸いです」と語りました。まんが/ナ・スンフン氏は、「みなさんのご選択により、韓国からここまで来ることができたので、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします」と感謝を述べました。

第9位:ほねほねザウルス ティラノ・ベビーのぼうけん

原案・監修/カバヤ食品株式会社 作・絵/ぐるーぷ・アンモナイツ 岩崎書店

ほねほねザウルス

こどもプレゼンター(2年生)のコメント:「ティラノベビーたちがそうげんできょうそうするところがいちばんおもしろかったです。ベビーとお父さんがぐうぜんどうくつで会ったところにおどろきました。ほねほねだいしゃりんはかっこいいです。」

原案・監修であるカバヤ食品株式会社のドクターヨッシー氏からは、「ほねほねザウルスの本は再来年で20周年。大元になったおもちゃも来年25周年を迎えます。引き続き、ワクワクする!楽しい!をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします」というコメントがありました。

第10位:ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

作/廣嶋玲子 絵/jyajya 偕成社

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

こどもプレゼンター(2年生)のコメント:「銭天堂の、お菓子に色んな効果があったり副作用があったりする所が面白いです。」
こどもプレゼンター(5年生)のコメント:「私は14巻のタイムライムのお話が好きで、タイムライムを使って好きなだけ本を読めたら楽しそうだなぁと思いました。」

著者である廣嶋玲子氏からは、「第一巻を読んでくれていたこどもたちの中には、もう大人になっている人もいるでしょう。でも、今新たな読者が銭天堂を読み、推薦してくれています。次の節目となる20年目に向けて、これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」というコメントが代読されました。

ブックパーティの様子

今回の総選挙では、結果発表会に加えて「ブックパーティ」が初めて開催されました。会場では、著者を交えたクイズ大会が行われ、成績上位者には参加著者全員のサイン入りスペシャル色紙がプレゼントされるとあって、会場は大いに盛り上がりました。

表彰式の様子

集合写真

本を題材にした様々な問題が出題され、こどもたちは悩みながらも楽しそうにクイズに参加していました。成績上位者が多かったため、最後は鈴木のりたけ氏とのじゃんけんでサイン色紙の行方が決まる場面もあり、スペシャル色紙を受け取ったこどもたちは嬉しそうな表情を見せていました。

後半には、こどもたちが著者に直接質問をするトークイベントも実施されました。緊張しながら質問をするこどもたちに対し、著者の皆さんは笑顔で丁寧に答えていました。「つかめ!理科ダマン」作者のシン・テフン氏は、こどもの頃の夢について「小さなころに何になりたいかと聞かれ、私は“バスになりたい”と答えました」と意外な夢を明かし、会場は笑いに包まれました。

ブックパーティの様子

トークイベントの様子

6万人の投票から見る、こどもたちのインサイト

62,546人の投票結果からは、現代の小学生の読書に対する意識の変化が見られます。読書は単なる娯楽から、自己理解と知識を深める手段へと「進化」していると分析されています。

6万人の投票から見る、こどもたちのインサイト

男女別や学年別に見ると、男の子は「攻略と武装」として世界の仕組みを知り強くなることを求め、女の子は「共感と癒やし」として心を整え他者とつながることを求めている傾向があります。成長するにつれて、男の子は直感的な刺激から知識へ、女の子は愛着や癒やしから心理的な共鳴へと、読書に求めるものが変化していく様子が示されています。現代の小学生は、読書を通じて「自分らしく賢く生きる戦略」を身につけていると言えるでしょう。

『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』とは

「すべてのこどもたちに、本と出会う喜びを」という思いから始まった『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』は、小学生に「1番好きな本」への投票を呼びかけ、選ばれた本のランキングをこどもたちと共に発表するイベントです。

これまでの4回の開催で累計約70万人の小学生が投票に参加しており、小学生が参加する日本最大級の投票イベントとなっています。結果発表時には、こどもたちが選んだ本の作者をこどもたちが表彰する姿が多くのメディアで紹介され、全国約2,000店舗の書店で上位ランクイン作品が大きく展開されています。こどもたち自身が起こしたムーブメントが出版業界を大いに盛り上げています。

関連情報

『第5回 小学生がえらぶ!”こどもの本”総選挙』の詳細は、以下の公式サイトやSNSでご確認いただけます。

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