Audible、読売文学賞受賞作 柴崎友香著『帰れない探偵』を豊田エリーの朗読で4月2日より配信開始

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読売文学賞受賞作『帰れない探偵』がAudibleで配信開始

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世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスであるAudibleは、2026年4月2日(木)より、柴崎友香さん著『帰れない探偵』を、俳優・豊田エリーさんの朗読で配信開始しました。

『帰れない探偵』とは

『帰れない探偵』は、第77回読売文学賞〈小説賞〉を受賞し、刊行以来大きな反響を呼んでいる柴崎友香さんの話題作です。時間や記憶、場所の重なりを描いてきた柴崎さんが本作で綴るのは、帰る場所を見失った探偵の物語。「全く新しい探偵小説」とも評され、これまでの探偵小説とは異なる独自の物語世界が描かれています。

物語は、急な坂のある街で停電が起こった日を境に、探偵事務所兼自宅に帰れなくなってしまった「世界探偵委員会連盟」所属の探偵“わたし”の視点で進みます。地図を読むのが得意で道に迷うことのないはずの“わたし”が、自分の部屋へ通じる路地を見つけられなくなってしまうのです。“帰れない探偵”となった“わたし”は、さまざまな依頼を受けながら街から街へと移り、人々の記憶や、かつてそこにあった風景と向き合っていきます。それぞれの依頼を通して、失われた過去や人々の思いと向き合いながら、激しく変化する世界の中で「帰る場所」とは何かを静かに問いかけていく探偵小説です。近未来的でありながら、私たちの生きる現在とも地続きの世界が七つの章で綴られます。

豊田エリーさんが朗読を担当

朗読を担当するのは、舞台を中心に活躍する俳優・豊田エリーさんです。主人公“わたし”の視点に寄り添いながら、街の気配や人々の息づかいを丁寧に重ねていきます。音声で聴くことで、物語の余白や沈黙までもが、より深く心に響きます。

豊田エリーさんの画像

豊田エリーさんからは、次のようなコメントが寄せられています。
「このたび、柴崎友香さん作『帰れない探偵』が読売文学賞 小説賞を受賞されましたこと、心よりお祝い申し上げます!そのような大切な作品の朗読を担当させていただき、とても光栄に思っております。読み進めるあいだ、まるで“今から十年くらいあと”の世界へと足を踏み入れ、探偵の“わたし”とともに旅をしているようで、訪れる国々の景色、出会う人々の表情や息づかいが頭の中に鮮やかに立ち上がり、本当に豊かで、かけがえのない読書体験になりました。一冊を通して朗読させていただくのは今回が初めてでしたが、ディレクターさんやミキサーさんが丁寧に演出やご助言をくださったことが心強く、とても楽しい収録のひと時でした。ぜひ多くの方に、Audibleで『帰れない探偵』の旅路をご一緒いただけましたら嬉しく思います。」

著者・柴崎友香さんからのメッセージ

柴崎友香さんの画像

著者である柴崎友香さんからも、オーディオブック化にあたってのコメントが届いています。
「『帰れない探偵』がオーディオブックになり、新たな読者の皆さまに出会えることがうれしいです。“探偵”は知らない街を訪れ、歩いて、人の話を聞き、また別の場所へ移っていきます。そこで見る街並みや海辺、聞く音、出会う人たち、彼らの語る記憶が、豊田エリーさんの声によって浮かび上がり、想像が広がっていきます。聴かれた方の心に響いて、この小説の世界を探偵といっしょに旅するように味わってもらえると思います。豊田エリーさん、朗読していただいてほんとうにありがとうございます。この世界の近いところにも遠いところにも届きますように。」

作品詳細

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斎藤真理子氏からは「最高。何度も何度も読んだ。この小説を読み直すためにだけでも、十年先まできっと生きていたい。」という推薦コメントも寄せられています。

Audibleで、少し先の未来を想像しながら、探偵の“わたし”とともに街を歩くように、耳で広がる物語の世界をぜひお楽しみください。

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