ノーベル文学賞作家・大江健三郎さんの未発表小説掲載で「群像」4月号が完売

おすすめの最新情報
この記事は約2分で読めます。

貴重な未発表小説2篇が話題に

今回掲載された大江健三郎さんの未発表小説は、「暗い部屋からの旅行」と「旅への試み」の2篇です。「暗い部屋からの旅行」は現存する小説としては最も古い作品であり、「旅への試み」はデビュー作「死者の奢り」とほぼ同時期に執筆されたものです。これら2篇は、大江さん自身が触れることも、研究書で言及されることもなかった貴重な作品とされています。

これらの作品の発見経緯と解説は、東京大学大学院教授である阿部賢一さんが執筆を担当しています。

その他の注目記事

「群像」4月号には、大江健三郎さんの未発表小説以外にも、多くの読みどころが満載です。

群像2026年4月号目次

特集・震災後の世界15

古川日出男さんの「灯台から灯台へ」と、くどうれいんさんの「昨日まで」が寄稿されました。震災後の世界について深く考察する内容となっています。

新連載

三宅香帆さんの評論「はじめての自分的思考」と、武塙麻衣子さんのエッセイ「食暦」が新連載としてスタートしています。

冒頭抄録

仲野太賀さん、上出遼平さん、阿部裕介さんによる「MIDNIGHT PIZZA CLUB 2nd BLAZE」の冒頭抄録も掲載され、読者の注目を集めています。

「群像」とは

「群像」は、第二次世界大戦終結の翌年、1946年10月に創刊された文芸誌です。講談社で最も歴史のある雑誌であり、「いかなる傾向文学にも偏しない、常にひろき視野に立つ」という理念に基づいて制作されています。毎年6月号で受賞作が発表される「群像新人文学賞」からは、林京子さん、村上春樹さん、柄谷行人さん、村上龍さん、高橋源一郎さん、多和田葉子さん、阿部和重さん、島本理生さん、村田沙耶香さん、乗代雄介さんなど、数々の著名な作家や評論家が輩出されています。

「群像」2026年4月号は、2026年3月6日に発売され、定価は1550円(税込)でした。

コメント

×
タイトルとURLをコピーしました