松浦理英子氏の最新長編小説『今度は異性愛』が本日発売
雑誌発表時にSNSで大きな反響を呼んだ、松浦理英子氏の新作長編小説『今度は異性愛』が2026年3月25日(水)に発売されました。
著者の新境地となる老境小説であり、性愛の繊細な多様性と、読むこと、書くことの歓びに満ちた作品として注目を集めています。

作中には「ロール・モデルなんてあろうがなかろうが、好きなように生きればいいんですよ。(略)世の中にしぶしぶ合わせるのもできる限り抗うのも自分が選ぶことです。苦しい道を選ぶのもより楽な道を選ぶのも自分です。結局なるようになるし、なったものが自分ですよ」という言葉が綴られており、生き方に対する深い洞察が感じられます。
2022年刊行の『ヒカリ文集』(第75回野間文芸賞受賞)以来の待望の最新作です。
作品概要
本作は、63歳で独居、アマチュアのボーイズラブ作家である女性が主人公です。コロナ禍で筋トレを始めたことをきっかけに、生まれて初めて異性愛の小説を書きたいという思いが芽生える物語が描かれています。
主人公の宮内祐子が自身のBL偏愛史や性愛観、そして時代を回想しながら小説を書き進めていく様子が、スリリングな構成で展開されます。性愛の繊細さ、そして読むことと書くことの歓びが詰まった長編小説です。
著者紹介:松浦理英子(まつうら・りえこ)氏
松浦理英子氏は1958年、愛媛県生まれ。青山学院大学文学部を卒業されています。
1978年に「葬儀の日」で第47回文學界新人賞を受賞しデビュー。その後も数々の文学賞を受賞されており、主な受賞歴は以下の通りです。
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1994年:『親指Pの修業時代』で第33回女流文学賞
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2008年:『犬身』で第59回読売文学賞
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2017年:『最愛の子ども』で第45回泉鏡花文学賞
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2022年:『ヒカリ文集』で第75回野間文芸賞
その他の著書には『セバスチャン』、『ナチュラル・ウーマン』、『裏ヴァージョン』、『奇貨』などがあります。
書籍情報
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タイトル:今度は異性愛
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著者名:松浦理英子
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発売日:2026年3月25日(水)
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造本:四六判変型ハードカバー
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定価:1,980円(税込)
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ISBN:978-4-10-332722-6
書籍の詳細については、新潮社のウェブサイトをご覧ください。



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